購買心理の7ステップを使ったトーク術
ビジネスでサービスを売るためには、「顧客の心の動きをつかむこと」が重要です。
そのためには、「購買心理の7ステップ」に基づいたストーリー作成がカギとなります。
ストーリーは、トーク、サービス解説、メルマガ、そして「電子書籍(紙面書籍)の販売」にも活用できます!
今回はトーク術に焦点を当てて具体例を交えながらご紹介しますね!
購買心理の7ステップで顧客の心をつかむ
突然ですが、誰かを好きになった時にいきなり「結婚してほしい」とは言わないでしょう。
同じように、営業でも「買ってください」といきなりお願いするのはド直球過ぎます。
顧客の心理状況を見極め、興味を引くプロセスに沿ってトークを展開することがゴールにつながるのです。
この心理的プロセスが「購買心理の7ステップ」です。
顧客は購入を決断するまでに以下の7つのステップを踏みます。
1. 注意
2. 興味
3. 連想
4. 欲望
5. 比較
6. 確信
7. 決断
営業では、この7ステップに基づいたトークスクリプトを作成し、短時間で顧客の心をつかむことが重要です。
そして、弊社が提供する電子書籍・紙面書籍の販売でも応用可能な販売スクリプトになります。
具体的なトーク例
Step 1:注意を引く
まずは「注意を引くこと」が必要です。
「ちょっと話を聞いてみてもいいかな」と思わせるのがポイントです。
映画の予告編のように期待感を盛り上げ、本編に持ち込みましょう!
トーク例:「いつもご利用いただきありがとうございます。今回は、○○様に特別なお知らせがありまして…」
Step 2:興味を持たせる
注意を引いた後は、「興味を持たせること」が重要です。
興味のない商品には耳を傾けません。
インパクトと意外性のある言葉で興味を引きましょう。
トーク例:「最近、○○が話題になっていますが、ご存知ですか?早めに対策をすることで、こんな効果が期待できます…」
Step 3:連想
興味を引いた後に来るのが「連想」です。
お客様が商品を実際に使用している場面を具体的にイメージできなければ、購入には結びつきません。
楽しさや快適さを具体的に想像できる言葉を選びましょう!
トーク例:「毎日のケアって大変ですよね。でも、1日1回寝る前にこの方法を試すだけで、こんな効果が期待できるんです。」
Step 4:欲望
連想の次は「欲望」です。
「商品を購入することでどんなメリットが得られるか?」を端的に伝えます。
顧客にとってプラスになる要素が明確になると、購買意欲が一気に高まります。
「出世したい」「健康になりたい」「痩せたい」など、様々な欲求に働きかけましょう。
トーク例:「お肌の手入れは年齢を問わず大切ですよね。あの有名人があんなにきれいなのは、毎日コツコツ積み重ねているからなんです。これからでもまだ間に合いますよ。」
Step 5:比較
欲望の段階からさらに一押しするのが「比較」です。
購入を決める際には、他の商品と比較して“お得感”を確認したくなります。
価格、成分、サービスなど、比較できる材料を盛り込みましょう!
トーク例:「薬局で売っているものは○○円くらいが相場ですよね。でも、それらにはこの成分が含まれていなかったり、高価だったりします。この新商品は特別な成分を加えて、今ならもっとお得に購入できます。」
Step 6:確信
「確信」は購入の一歩手前の段階です。
ここでのプッシュが肝心です!!
“この商品で間違いない…!”と顧客に思わせる決め手の一言を伝えましょう。
他社商品を上回るセールスポイントを強調します。
トーク例:「もし合わなければ○日以内なら返品可能です。でも、返品する方は少なく、皆さんから喜びの声をたくさんいただいています。」
Step 7:決断
最終段階の「決断」です。お客様が財布のひもを開くかどうかの最終関門です。
“よし、買おう!!”と思わせるために、背中を押すセリフを用意しましょう。
トーク例:「今ならシーズン特価で30%オフです。返品もできますし、話題の商品です。まずはお試しになってみませんか?」
販売心理の7ステップを電子書籍・紙面書籍販売へ応用する!
このように、販売で成約率を上げるには、消費者の購買心理に沿ったトークを展開することが重要です。
弊社DIYマーケティングラボが手掛ける電子書籍・紙面書籍販売では、本記事でご紹介した『販売心理7つのステップ』を応用しています。
具体的には、
- 書籍のバックエンド前文章
- 商品説明文
- 冒頭
などに応用することが多いです。
特にバックエンド商品をお持ちの経営者様・企業様にとっては、かなり有効な手法になり得ます。
もし少しでも興味が湧いた方は、相談フォームからお問い合わせください。