Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)のご紹介
皆さんは、Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービス【Kindle Unlimited】(キンドル・アンリミテッド)をご存知でしょうか?
月額980円で、対象となる多くの書籍を自由に読むことができる画期的なサービスです。
書店で販売されている書籍はもちろん、個人が執筆した流通していない書籍も楽しめます。
このページでは、Kindle Unlimitedの特徴やメリット・デメリットについて詳しく説明します。
Kindle Unlimitedの特徴
Kindle Unlimitedで提供される本はすべて読み放題ですが、全ての電子書籍が対象ではありません。
世間一般的に知れ渡っている名著や、商業出版されたばかりの新刊は対象でない場合が多いです。
しかし、それでもKindle Unlimitedをおすすめしたい人は以下のような人がいます。
1. ビジネスのリサーチに役立てたい人
Kindleでは、出版社を通さずに個人が出版する書籍も多く、様々な経験や実践レベルのノウハウが詰まっています。
スキマ時間に新たな知識を得る手段として、数万円規模のセミナー内容がまとめられた本も手に入ることがあります。
2. 毎月2冊以上本を読む本好きの方
毎月複数冊の書籍を購入する方にとって、月額980円のKindle Unlimitedは非常にお得です。
有名な本は対象外の場合が多いですが、気軽に新しい本と出会い、空いた時間を有効に使えます。
3. 常に1冊の本を持ち歩いている読書好きの方
通勤・通学や病院の待ち時間など、カバンに常に本を入れている方にはKindle Unlimitedがおすすめです。
スマホで読めるためカバンが軽くなり、読み終わった後もすぐに次の本を楽しめます。
オフラインでも読めるため、電波の届かない場所でも安心です。
4. 様々なジャンルの本を読みたい方
幅広いジャンルの本を読みたい方にとって、Kindle Unlimitedは最適です。
気になる本を気軽に試し読みし、興味が湧けば関連書籍をその場で探すことができます。
興味がないと感じたら、すぐに次の本に移ることができるので、読書の効率も良くなりそうですよね!
5. いろいろな雑誌を楽しみたい方
Kindle Unlimitedでは、150誌以上の雑誌も読み放題の対象となっています。
雑誌読み放題サービスが増えている中でも、Kindle Unlimitedなら多様な雑誌を楽しむことができます。
Kindle Unlimitedのメリット
①圧倒的な読み放題対象タイトル数
Kindle Unlimitedの読み放題対象タイトル数は、他の電子書籍読み放題サービスと比較しても圧倒的です。
雑誌やコミックのみを対象とする他のサービスとは異なり、
- 人気コミック
- ビジネス本
- 自己啓発本
- 絵本
など、豊富なジャンルが揃っています。
さらに、バックナンバーも読み放題の対象です。
仕事や趣味で読書を欠かさない人には必ず加入しておきたいサービスです!
②書店に置いていないニッチなジャンルの書籍もすぐに見つかる
書店ではなかなか入荷されないニッチなジャンルの書籍も、Kindleストアならタイトルや筆者の名前で簡単に検索できます。
これはKindle出版の大きな特徴でもある「特段実績のない個人作家でも出版できる」という部分が大きいです。
読み放題対象タイトルなら在庫を気にすることなく、自由に読めます。
お目当ての書籍が見つからない場合は、ぜひKindleストアを活用してください!
高額な書籍も読み放題
通常なら5,000円以上もする高額な書籍も、一部ですが読み放題の対象です。
専門家でもない限り、1冊の書籍に5,000円以上投資することは少ないですが、Kindle Unlimitedに登録すれば、高額な学術書や研究書も気軽に読むことができますよ!
多様なデバイスで利用可能
Kindle UnlimitedはPC、スマホ、タブレットで利用でき、最大利用台数に制限がありません。
家族でアカウントを共有することも可能です。
本や雑誌を数冊持ち運ぶ必要がなく、スマホやタブレットに入れておくだけで済むので、とても便利ですよ!
オフラインでも読める
Kindle Unlimitedの対象タイトルは、お手持ちの端末にダウンロードしてオフラインでも読むことができます。
一度ダウンロードしてしまえば、通信制限を気にすることなく、小説やビジネス本などを自由に楽しめます。
30日間の無料体験が利用できる
Kindle Unlimitedに新規加入すると、30日間の無料体験が利用できます。
無料体験期間中は料金が発生せず、途中でキャンセルすることも可能です。
ただし、期間が終了すると自動的に登録していたクレジットカードに月額980円が請求されます。
30日以内にキャンセルすれば、実質無料でKindle Unlimitedを利用できるということです。
Kindle Unlimitedのデメリット
すべての電子書籍が読み放題対象ではない
読み放題サービスにはよくあることですが、
Amazonのすべての電子書籍がKindle Unlimitedの対象ではありません。
特に誰もが知る名著や、商業出版されたばかりの新刊は読み放題の対象外であることが多いです。
ただし、一部のファッション誌やスポーツ誌などは発売後すぐに読み放題の対象となることもあります。
普段から特定の雑誌を購読している方には、Kindle Unlimitedを検討する価値がありますね!
10冊を超えてダウンロードできない
Kindle Unlimitedでは、同時にダウンロードできる冊数が10冊までに制限されています。
10冊をすでにダウンロードしている場合、さらに新しい本を追加するには、ダウンロード済みの本の中から1冊削除する必要があります。
読み放題対象タイトルの無料期間が終了することがある
Kindleストアでは、定期的に「人気コミック無料キャンペーン」などが開催されます。
これにより、有料タイトルが期間限定で読み放題の対象になりますが、キャンペーンが終了すると、その本を読むためには購入が必要になります。
また、読み放題対象だったタイトルが突然対象外になることもあります。
過去には、利用者数が想定を超えたために人気の高いタイトルが読み放題対象から外されたことがありました。
読みたい本は早めにダウンロードしておきましょう!
「1-Clickで今すぐ買う」ボタンに注意
Kindle Unlimitedで本を選ぶ際、「読み放題で読む」というボタンを押しますが、そのすぐ下に「1-Clickで今すぐ買う」というボタンがあります。
このボタンを押してしまうと、読み放題対象の本でも定価で購入することになります。
誤って購入してしまった場合は、すぐにキャンセル手続きを行いましょう。
Kindle Unlimitedは出版側にもメリットがたくさん!
Kindle Unlimitedのメリットは何も読者側(購入者側)だけではありません。
出版する側にも、大きなメリットが存在します。
それが「1ページごとのロイヤリティ(印税)」です。
出版する際に「KDPセレクト」というものに登録すると、自信が出版した本がKindle Unlimited対象の書籍に登録されます。
すると、Kindle Unlimitedに加入している読者側は実質無料でその書籍を読まれるわけですが、これで出版側に何のメリットもないかというと、そんなことはありません。
Kindle Unlimitedで読まれた書籍は、「読まれた分のページ×0.4~0.5円」でロイヤリティ(印税)がもらえます。
質の良い書籍なら毎日、毎月といった権利収入になるので、ぜひ出版してメリットを感じてみてはいかがでしょうか!