最近では、ブログよりもAmazonの電子書籍、Kindle本を出版する方が収益を上げやすくなっています。
しかし、「いざ出版してもまったくダウンロードされない…」という経験をしたことはありませんか?
今回は、そんな悩みを解決するために「無料キャンペーンの実施」について解説します。
Kindleで無料キャンペーンを実施する方法とそのメリット
Kindleでは、著者自身が無料キャンペーンを設定することができます。
「無料で販売すると利益がないのでは?」と思うかもしれませんが、実際には無料キャンペーンにもたくさんメリットがあるのです!
1. 『KEMP』による収益
Kindleには『KEMP』という分配金制度があります。
これは、「Kindle Unlimitedで読まれたページ数に応じて収益が発生する仕組み」です。
そのため、無料キャンペーンを実施しても、本が読まれれば収益を得ることができます。
2. ランキングの向上
Kindleストアには、「有料Top100」と「無料Top100」の2つのランキングがあります。
無料キャンペーンを開始すると、無料Top100に掲載され、多くの読者の目に留まるチャンスが増えます。
キャンペーンが終了すると再び有料Top100に戻るため、ランキング効果を活かしてさらなるダウンロードを期待できます。
このように、無料キャンペーンは収益を上げるための有効な手段です。
ぜひ活用してみてくださいね!
無料配布キャンペーンの実施手順
無料キャンペーンの実施方法を説明します。
1. KDPの管理画面から設定
KDPの管理画面にログインし、『本棚』タブから『マーケティング』タブに移動します。
『価格キャンペーンを実施』セクションで『無料キャンペーン』を選択します。
2. キャンペーンの設定
『無料キャンペーンの実施』をクリックし、開始日と終了日を設定します。
無料キャンペーンの期間は最大5日間で、連続しても分割しても設定可能です。
最後に『変更を保存』をクリックして設定を完了します。
3. キャンペーンの制限
5日間のキャンペーンを使い切ると、KDPセレクトに登録してから90日間は再度実施できません。
事前にキャンペーン戦略をよく練りましょう!
キャンペーンが時間どおりに実施されない理由
無料キャンペーンを設定したのに時間どおりに始まらないことがあります。
それはKDPの時間設定がアメリカ太平洋標準時(PST)に基づいているからです。
アメリカと日本の時差は16~17時間あり、日本の時間に合わせるために変換が必要です。
アメリカの夏時間(PDT)は、11月の第一日曜日午前2時に冬時間(PST)に切り替わります。
KDPの管理画面でPDTまたはPSTが記載されているので確認してください。
SNSでの告知
無料キャンペーンが実施されると、次はSNSでの告知が重要です。
キャンペーンの開始時間をしっかり把握し、フォロワーに効果的に知らせましょう!
まとめ
今回は、無料キャンペーンのメリットと実施手順について説明しました。
Kindleではキャンペーンを通じて売上アップが期待できます。
キャンペーン開始時間を正確に把握し、SNSで効果的に告知することで、カテゴリのランキング1位を狙えるはずです!